J.S.A SAKE DIPLOMA INTERNATIONALの試験対策において、酒米の理解は欠かせません。
中でも山田錦は「酒米の王様」と呼ばれ、出題頻度が高く、確実に押さえておきたい酒米のひとつです。
この記事では、山田錦の基本的な特徴・味わい・歴史に加え、論述対策までをまとめて解説します。
山田錦とは?
山田錦は、兵庫県を中心に生産される日本酒造りに最も適していると言われる酒米。
大粒で心白が大きいため、高精白でも崩れにくく、造り手に人気があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な産地 Main production areas | 兵庫県、岡山県、山口県など Hyogo, Okayama, Yamaguchi |
| 特徴 Characteristics | 大粒・心白大・高精米に向く Large grains, a large shinpaku, and suitability for high polishing |
| 千粒重(整粒1000個の重量) Thousand-grain weight (the weight of 1,000 sound grains) | 26g以上(一般米は20g程度) 26 grams or more (about 20 grams for table rice) |
| 心白の形状 Shinpaku shape | 線状心白 Linear shinpaku |
| 生育期間 Growing period | 晩生品種(生育期間が長く、収穫が遅い) A late-maturing variety (with a long growing period and a late harvest) |
| 味わいの傾向 Flavor profile | 奥行きのある芳醇な味わい Sake with a rich and layered flavor |
山田錦の歴史
山田錦は2016年でデビューから80周年を迎えました。
Yamada Nishiki marked the 80th anniversary of its debut in 2016.
山田錦の交配に関しては次の通り。
| 交配年 Year of crossbreeding | 1923年 |
| 兵庫県の奨励品種指定 Designation as a Hyogo Prefecture–recommended variety | 1936年 |
| 交配場所 Place of crossbreeding | 兵庫県立農事試験場 the Hyogo Agricultural Experiment Station |
| 交配品種(母) The mother variety | 山田穂 Yamadabo |
| 交配品種(父) The father variety | 短稈渡船 Tankan Wataribune |
山田錦の母「山田穂」について
「山田穂」の誕生には次の3つの説があります。
兵庫県の豪農「山田勢三郎」が自田の稲穂を改良
Yamada Seizaburo, a wealthy farmer in Hyogo Prefecture, improved rice grown in his own fields.
兵庫県の「田中新三郎」が伊勢詣で、三重県で見つけた稲穂を育てた
Shinzaburo Tanaka from Hyogo Prefecture brought back rice discovered in Mie Prefecture during a pilgrimage to Ise and cultivated it.
兵庫県の「東田勘兵衛」が大阪で評判の良い米の種子を手に入れ、栽培
Kanbei Higashida from Hyogo Prefecture obtained well-regarded rice seeds from Osaka and cultivated them.
この部分に関して、詳しく聞かれることはないと思いますが、名前が選択肢に登場することはあるので、この3人は山田錦関係の人だな〜と覚えておくと良いと思います。
山田錦の父「短稈渡船」について
雄町からの選抜系統の説が強い「渡船」から、草丈が短いものとして選ばれたのが「短稈渡船」。
Tankan Wataribune was selected as a shorter-stalk variety from Wataribune, which is widely believed to be a selected line derived from Omachi.
SAKE DIPLOMA試験の論述例
論述は日本語で200文字程度で回答する必要があるので、200文字程度でまとめてみました。
日本語(200文字以内)
英語
山田錦を使った日本酒の紹介
山田錦が使われれている日本酒のおすすめはこちら。
醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦
蔵元より:小ぶりなメロン、熟す直前の桃、そしてクミン等のスパイスの香。 熟す直前の果実のニュアンスとエキゾチックな香り、様々な要素を内包しています。
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