Event Report
今月のテーマは「〜大人だって笑いたい〜(笑える内容の本ならジャンルは不問)」
今回、みんなはどんな本を「面白い」と思うのかな?という興味から、テーマを決めました。
| 開催日 | 2026年08月30日 |
| 場所 | 義侠屋 店内 |
| テーマ | 〜大人だって笑いたい〜(笑える内容の本ならジャンルは不問) |
紹介された本
Book 1 パロディ本
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
神田桂一・菊地良 宝島社

あらすじ
100名の文豪、ミュージシャン、著名人のコメントなど、文体を真似してカップ焼きそばの作り方について語る本です。
紹介コメント
元の内容を模倣して、この様に変化させるなんて・・という衝撃とそのセンス。笑える。カップ焼きそばを作る時、ただ作るという行為以外にストーリーが思い浮かんでくる。日常生活の中に笑いを与えてくれた1冊。
Book 2
『バッタを倒しにアフリカへ』
前野ウルド浩太郎

あらすじ
昆虫学者の前野ウルド浩太郎さんが、「アフリカでバッタの大群を追いかけ、研究したい!」という夢をかなえるため、モーリタニアへ渡る実体験を描いた本です。
紹介コメント
いざアフリカへ行ったものの、まさかの干ばつの影響で肝心なバッタがいない。現地の人々にお金を払って集めようとするが、死んだバッタだったり・・。しかし、持ち前のユーモアと情熱で現地の人々と関係を築きバッタを追い求める姿が面白い。
Book 3
『面白南極料理人』
西村淳 新潮文庫

あらすじ
南極の昭和基地からさらに離れた「ドームふじ基地」で、7人の男たちが約1年間、外界から隔絶された生活を送る話
紹介コメント
食料も娯楽も限られる極限環境の中で、料理担当の西村が工夫して食事を作りながら、ケンカしたり、笑ったり、くだらないことで盛り上がったりする日常が面白いです。
Book 4
『我が友、スミス』
石田夏穂 集英社文庫

あらすじ
主人公は、30代の会社員・鉄子。あることをきっかけに、ウエイトリフティング(重量挙げ)を始めます。筋トレにのめり込み、筋肉や身体の変化に魅了されていく一方で、周囲からは「女性らしさ」や「普通はこう」という価値観を押しつけられます。そんな中で、鉄子は自分の身体や生き方と向き合いながら、「私は私の好きなように生きていい」という感覚を少しずつ見つけていきます。
紹介コメント
この本の面白さは、単なる「筋トレ小説」ではなく、女性らしさや世間の常識に対する違和感が、ウエイトリフティングというちょっと意外な世界を通して描かれているところだと思います。
Book 5
『町長選挙』
奥田英朗 文春文庫

あらすじ
島を二分する町長選挙は対立候補の取り巻きが色々と画策する。そのドロドロした状況に巻き込まれる精神科医の伊良部。
紹介コメント
勝つために必死に画策する町の人達の人間臭さや、主人公の精神科医の伊良部の活躍が面白いです。
Book 6 コメディ
『コメンテーター』
奥田英朗 文藝春秋

あらすじ
畑山圭介は春からワイドショーへ移動させられた。プロデューサーから美人精神科医を連れて来いと言われるが・・・
紹介コメント
精神科医の伊良部が個性的なキャラクターで、破天荒な問題解決をする内容がとにかく面白いです。看護師マユミの個性も光ってる。
まとめ
参加者の皆さんには「最近、どんなことで笑いましたか?」という問いを投げかけ、私自身も改めて日々を振り返ってみました。
経験を重ねるにつれて、「分かっている」「知っている」ことが少しずつ増えていく日常では、何でも新鮮に感じたり、簡単に笑ったりすることは、少なくなっているのかもしれません。
一方、笑ってはいけないような緊張したシチュエーションで、なぜか妙に笑えてしまうことがありますよね。
今回は、そんな「笑い」について皆さんとそれこそ真面目に話しながら(笑)各々が紹介してくださった本の「面白い!」に耳を傾けました。
きっと自分では手に取らなかったような本にも出会い、知らない世界がどんどん広がっていくようで、とても楽しかったです。
皆さんのお話を聞くたびに、「本って面白いな。そして、人の感じ方ってこんなにも違うんだな」と思いました。
まだまだ発展途上中の私ですが、これからも皆さんと一緒に、いろいろな本の世界と出会っていけたら嬉しいです。
Biblio Sugar / 義侠屋
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