2026年4月17日から29日まで、六本木ヒルズアリーナで開催された日本酒の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2026」。10周年を迎えた今年、Day10「ザ・レジェンドの日」に行ってきました。会場の雰囲気と、出会えた4本のお酒の感想を、義侠屋スタッフの視点でお届けします。
CRAFT SAKE WEEKとは
CRAFT SAKE WEEK(クラフトサケウィーク)は、JAPAN CRAFT SAKE COMPANYが主催する日本酒の祭典です。元サッカー日本代表の中田英寿氏が発起人として立ち上げ、毎年六本木ヒルズアリーナで開催されています。2026年は記念すべき10周年。13日間にわたって、全国から130蔵もの酒蔵が集まる、国内最大級の規模を誇る日本酒イベントです。
- 開催期間
- 2026年4月17日(金)〜29日(水・祝)
- 会場
- 六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木)
- 開催時間
- 平日15:00〜22:00 / 土日祝12:00〜21:00
- 出展数
- 全130蔵(各日10蔵)/ レストラン全20店舗
- 参加方法
- スターターセット4,800円(オリジナル酒器+コイン14枚)
- 主催
- JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
13日間ある会期は、日ごとにテーマが設定されており、毎日違った10蔵の酒蔵が出展する仕組みです。「awa酒で乾杯の日」「未来を作るSAKE NEXTの日」「TOKYO最前線、関東オールスターズの日」など、テーマを見るだけでもワクワクします!
Day10「ザ・レジェンドの日」とは
私が行ったのは4月26日(日)、Day10「至高が集う、CRAFT SAKE WEEK ザ・レジェンドの日」です。
このテーマは、CRAFT SAKE WEEKの歴史を支えてきた「殿堂入りの10蔵」が集まる特別な日。過去すべてのCRAFT SAKE WEEKに出展し続けてきた、ファンを魅了し続ける伝説の蔵元たちが一堂に会する、10周年ならではのスペシャルなラインナップでした。
名前を見ただけで「あの銘柄が一度に味わえるのか」と心が躍るラインナップです。義侠屋でも取り扱いのある蔵元、店頭でお客様におすすめしている蔵元の名前が並びます。
六本木駅1C出口から徒歩で会場の六本木ヒルズアリーナへ。途中で”ママン”を見ました。
参加方法とスターターセット
CRAFT SAKE WEEKは、専用のスターターセットを購入する形で参加します。スターターセットは4,800円で、オリジナルの酒器1つと、飲食専用コイン14枚がセットになっています。会場内のお酒や料理は、すべてこのコインで購入する仕組みです。
コインが足りなくなった場合は、会場で追加購入することもできます。スターターセットは事前購入もできるので、混雑回避のために事前に買っておくのがおすすめです。
オリジナル酒器とコイン14枚で4,800円
いざ会場へ。ちなみに期間中は何度でも入退場できる仕組みになっています。
飲んだお酒・4本の感想
今回の参加で味わったのは、こちらの4本です。それぞれ個性が違っていて、レジェンドと呼ばれる所以を改めて感じる時間になりました。
華やかな香りと、程よい甘味と酸のバランスが印象的な1本。「究極の食中酒」を掲げる伯楽星らしい、料理と寄り添う設計を感じました。桜のラベルも春らしく、季節を味わえる特別感のある仕上がりです。
華やかな香り 甘味と酸のバランス後口がしっかりキレている、飲み飽きしないタイプ。香りは優しく主張しすぎず、食事を引き立ててくれる印象でした。和歌山の自然が育んだ、洗練された斗瓶取り大吟醸らしい上品な味わいです。
優しい香り キレのある後口しっかりとした旨味を感じる1本。あらばしりならではのフレッシュさと、仙禽らしい個性が光ります。日本酒の奥深さを実感できる、印象的な味わいでした。
うま口系 フレッシュ控えめで爽やか系、まさに食中酒向きの設計。主張しすぎず、料理と一緒に楽しむことで真価を発揮するタイプです。長く愛され続けるレジェンド蔵らしい、安定感のある味わいでした。
爽やか系 食中酒向き4本飲み比べて率直に思ったのは、レベルが高すぎる贅沢な味わいばかり。それぞれの蔵元が持つ哲学や個性はしっかりと感じられて、美味しかったです。「殿堂入り」の名にふさわしいラインナップでした。
会場で食べたもの
会場には選りすぐりのレストランが出店していて、お酒に合うおつまみや料理が楽しめます。今回いただいたのは、こちらの3品です。
粗挽き生ハムのブルスケッタ
カリッと焼き上げたバゲットに、粗挽きの生ハムをたっぷりとのせた一品。レモンの皮で爽やかさが加えられていて、爽やか系の純米吟醸とよく合います。日本酒は和食に限らず、洋食ともこんなに合うんだと改めて実感する組み合わせでした。
セリと大根のナムル
シャキシャキとした食感のセリと大根を、ごま油でさっぱり仕上げたナムル。胡麻の香ばしさと野菜のみずみずしさが、お酒の合間にぴったりのリセット役になってくれます。お酒のペースを整えながら、次の1杯への期待を高める存在でした。
牛串
濃厚な味噌だれをたっぷりまとった牛串。お肉の旨味と味噌のコクが絡み合って、しっかりした味わいの夏酒や原酒タイプと相性抜群でした。横には黒胡椒も添えられていて、味の変化も楽しめる一品です。お酒との組み合わせを想像しながら、ゆっくりと味わいました。
会場の雰囲気
六本木ヒルズアリーナは屋根付きの開放的な会場。当日は晴れていて、自然光と心地よい風のなかで日本酒を楽しめる、最高のシチュエーションでした。
蔵元と話せる距離感
このイベントの大きな魅力のひとつは、蔵元の方と直接話せる距離感。ブースに行けば、注いでくれるのは多くの場合、蔵元の方。「このお酒はどんな造りなんですか」「どんな料理に合いますか」といった質問にも、丁寧に答えていただけました。普段なかなか会えない造り手の方々と、これだけ気軽に交流できる場は本当に貴重です。
国際色豊かな客層
会場を見渡すと、海外からのお客様もとても多いことに気づきました。英語や韓国語などさまざまな言語が飛び交い、日本酒が国際的に楽しまれているお酒であることを実感します。日本人だけでなく、世界中の方々が日本酒の魅力に惹かれて足を運んでいる様子が印象的でした。
ビジネスマンの姿も多く
日曜日でしたが、平日であればもっとビジネスマン層も多そうな雰囲気。実際この日も、スーツ姿の方も多く見られました。日本酒というと年配層のイメージがあるかもしれませんが、ここではむしろ若い世代の方々が多く、客層の幅広さに驚きました。
義侠屋スタッフから一言
このイベントには初めて参加しました。蔵元と直接話ができる距離感、国際色豊かな客層、ビジネスマンも普通に楽しんでいる空気感。会場では色々な会話が飛び交っており、とても活気がありました。日本酒はこれほど多様な人たちに愛されているお酒なのだと、改めて実感する一日でした。今回、来れなかったスタッフへのお土産として黒龍酒造さんの”九頭龍 貴醸酒の酒ガナッシュ”を購入。個人的には、会いたかった方とも再会できて感慨深い時間を過ごすことができました。また、お会いした皆様との会話は私にとって大変勉強になる内容でした。感謝申し上げます。義侠屋の店頭でお客様にお話しする際の熱量がまた一段と増した気がします。
まとめ
- CRAFT SAKE WEEK 2026は、六本木ヒルズで開催される国内最大級の日本酒イベント
- 10周年のDay10「ザ・レジェンドの日」では、殿堂入りの10蔵が一堂に会した
- 蔵元と直接話せる距離感、国際色豊かな客層、レベルの高い日本酒が魅力
13日間にわたるCRAFT SAKE WEEK 2026は、日ごとに異なるテーマで全130蔵が出展する、日本酒ファンには夢のようなイベントです。来年もまたきっと開催されるはず。気になる方はぜひ、来年の開催をチェックしてみてください。
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